KOROGARO / kengo sato / 佐藤 研吾

171224-25 Vadodara Mumbai

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171224 Vadodara
昼頃までチャーターバスを学生らと待ちぼうけながら手記を打ち込む。昼、バスでリバーサイドのキャンパスへ。今日の夕方に向けてキャンパス内の各地で設営作業が進んでいる。土と牛の糞を混ぜた土間塗りをやっていたので参加させてもらう。お母さんら二人が素手でどんどん塗っていく。弧の形に手を振るような軌道を仕上げに施す。これはシャンティニケタンのワークショップで見たKheladanga村の人の仕上げ方と同じでもあった。その後、それぞれの作業を眺めながら、自分はもっぱらシャンティニケタンの計画の作業と手記を書き連ねる。
夜、暗くなって、ようやくexhibitionがスタート。各ワークショップでの成果発表に加えて、AmritsarでのRSP(古建築地域のリサーチ)、CHHATによるAhmedabadでのDome再生プロジェクトも展示されている。CHHATのドーム再生プロジェクトは詳細のデザインを含めとても興味深く見た。加えてSumitとGunjun各氏が企画しているワークショップの展示を見る。Ceptの学生であるDwijもこのグループに参加している。Ahmedabadの古建築、近代建築を対象に空間のorderを分析、考察するというもの。orderとはつまり空間構成要素をそれぞれの対象に定義するということである。こうした分析からの今後の展開に期待したい。また、バローダの市街地を対象にワークショップメンバーがそれぞれ一つづつ小さな長屋状の家を設計したプロジェクトもあったが、これは明らかに都市的な視点が欠けていて、インストラクターの不足を感じる。集合設計の理をもっと強調すべきと感じた。そしてそこにはそれをオーガナイズする主体が必要である。
exhibition後、夕食をとって来ていたVDAのOBOGと話す。彼らは数年前のワークショップに参加していた人たち。それぞれVDAのTAになっていたりアーメダバードで歴史保存の仕事をしていたり様々であった。その後、セレモニーを終えて深夜バンガローへ戻る。
バンガローで、Instructorの各氏と話し込む。2018年の夏に開催するかもしれないアフリカでのワークショップについて(In-Field Studioがドッキングする)。未知なことが多いがともかくとても楽しみである。彼らとの再会はアフリカでかもしれない。

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171225 Mumbai
朝バンガローを出て歩いてBhaili Stationあたりまで。そこでリキシャを捕まえて空港へ向かい、ムンバイへ。
ムンバイT2からタクシーで、幾たびかワイワイ口論を交わしながらサウス・ムンバイへ向かう。Sauthlandsという古建物の中でKatsushi Gotoさんの現場を見学させてもらう。近々彼の自宅兼事務所となるらしい。既存の躯体をプラスターで塗り込め、その輪郭と建具を維持しつつ、部屋中央に格子グリッドを共通ボキャブラリーとした天井、収納ユニットを配置している。格子はスティールのLアングルの溶接接合でそこに木製の小扉を埋め込んでいる。グリッドで全体を統制しつつ、そこに手仕事の粗さを残しているのは、組み合わせとしてはやはり独自の様相を呈している。また水回りの手洗い台などは50mm厚のコンクリートをレンガ壁から持ち出して作っており、現場監理が行き届いているのも感じる。また寝室の大きなコンクリート製のベッドもかなりスパンを飛ばして作っていて、こんなところにも即物的に空間を構成することへの強い意図が感じられる。
その後インド門近くの賑やかなレストランへ。Gotoさんは現在は東京-ムンバイ-バローダを行き来して活動をしている。インドでの仕事経験も長く、さまざまなことを改めて今回勉強させてもらった。
夕方、空港へ。少し遅れながらも夜12時ごろコルカタへ到着。待っていた渡辺未来さんと河原伸彦さんと無事合流する。コルカタ市内のホテルに宿泊。

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