KOROGARO / kengo sato / 佐藤 研吾

171231 Santiniketan

171231

毎朝8時頃、ニランジャンさんのお父さんは庭で新聞を読む。

171231 Santiniketan
朝、庭で昨日買った丸ノコを使ってみる。日本の丸ノコと持ち手に対して刃とモーターが反対側についている。青島さんは大丈夫だと言っていたが、自分は本来は左利きでもあるのでどう使ったらいいかすこし迷う。

10:30頃、ニランジャンさんらとともに車で移動。シュリニケタンを通り過ぎ、北上してニランジャンさんの友人Arijit Chatterjeeさんの邸宅へ。かなり大きな敷地である。彼はシンガポールの大学の教授で、ここシャンティニケタンあるいはコルカタと、シンガポールを行き来しているらしい。彼も日本がとても好きで何度も日本を訪れており、ニランジャンとはそのつながりで知り合ったそうだ。軒の低い建物で屋根は鉄骨のフレームで組まれ、天井には葦簀のようなものが敷き詰められている。家具は黒いニス塗り。窓の手前には簾がかかっているが、それが簾と布を組み合わせたとても良いデザイン。聞けば、この建物は建築家などの専門家には頼まずにArijitさんとその奥さんが直接コンストラクターと相談をして出来上がったものであるらしい。かなりの努力を感じた。敷地内には他にも大きな食堂や教室、そして周辺の村の工芸品を集めたお土産屋を配置する計画であるらしい。全体計画はいろいろ他にも工夫の余地があったが、広大な敷地でとても居心地の良い場所だった。
その後、近くの素朴なレストランへ。魚やカタツムリが入ったカレーを食べる。次に素焼きの壷屋へ。
そしてあるBaulコミュニティーの村を訪れる。ニランジャンさんのムンバイでの友人である映像作家が今そのBaulの人々の映像を撮っているらしい。特にそのBaulの中には日本人の女性がいるそうで、彼女に注目をした映像でもあるそうだ。村を案内してもらい、Kazumi Makiさんという方にお会いする。グレープフルーツをいただいたあと、Baulソングを聞かせてもらう。彼らはセッションするようにそれぞれの楽器を奏でるが、そのセッションの中でも優先されるべきはやはり歌っている人間であるようだった。インドにはこうしたコミュニティが変わらずあり、社会的な認知もしっかりされている。多様というものが前提にある社会の懐の大きさを感じた。

コメントを残す

CAPTCHA