171221-22 Kathmandu Vadodara

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Vadodara Design Academyのキャンパスにて。

ここでは常に新しい架構が実験されている。

171221 Kathmandu
朝、宿を出てパタン市内を歩き、見つけた床屋で髪を切ってもらう。行列になっているおじさんの床屋を選んでみた。素早い手つきで10分ほどで終了。その後、周囲を徘徊し、パタン王宮前のコーヒー屋で作業。夕方頃から、カトマンズ、コルカタ、デリー、バローダという順序でひたすらに飛行機で移動する。移動中はもっぱらバローダでのレクチャーの準備。

171222 Vadodara
早朝バローダに着く。コルカタで買ったSIMカードがこちらの地域では使えなくなっているので、とりあえずバローダのRailway Stationへ。StationにはGoogleのフリーのwifiがあるのでそこでインターネットにつなぎつつ、今日のバローダでのレクチャーの準備をする。10時モバイルショップへ。いろいろやってみたがそこでは結局半ば時代遅れのaircelのSIMのリチャージとアクティベーションだけを済ませる。バローダデザインアカデミーからも近い。Bhailiにある建設現場へ。Katsushi Gotoさん設計の住宅を見学させてもらう。巨大なバンガローで、東西南北を基軸とした開放的なデザイン。建具や仕上げはまだであったが、その躯体、特に局面天井の配置がうまく、内部空間に求心性をもたらしている。現場監理はとても面白そうだった。自分が今やっているシャンティニケタンの家を比べながら考えてもいたが、やっぱり機会があればぜひとも躯体建設の時点から現場に入りたいなとも痛感する。現場スタッフのKushubooさんに近くのリキシャが集まっている場所に送ってもらい、Vadodara Design Academyへ。

ワークショップ「Buildathon 2017」はすでに半ばにかかっており、いくつかのグループに分かれて学生は作業をしている。
荷物を宿泊させてもらうバンガローに置いて、昼食後Sapan Hirparaさんに会う。一緒に車でEkbote氏を迎えに行き、少し離れた川沿いの新キャンパスに向かう。
そこではレンガ積み、土壁、版築作りのワークショップが行われている。主に今年のはじめにスタジオを担当した学生たちがこの新キャンパスで活動している。サパン曰く、この敷地に近々、CHAATのオフィスを設ける予定にしたいのだという。CHAATとは、VDAのメンバーが中心となって組織している、自主施工をを旨とした竹のジオデシックドームなどの実験的建設を行うグループである。
そしてさらには、近々アフリカでの土壁を中心とした建設プロジェクトが控えているそうで、これはIn-Field Studioとしての共同開催の大きなワークショップを行う予定である。また近々打ち合わせの上、うまく展開してみたいと思う。

メインキャンパスに戻って、しばらくしてレクチャーを始める。
シャンティニケタンで今年3月に行った「In-Field Studio」、東京・北千住の「BUoYアートセンター」、そして現在進行中の「インド・シャンティニケタンに同志を募って家を作りに行く」の3つのプロジェクトについて話す。
それぞれが共通しているのが、何かしらを作っているその現場でデザインを考えていること。そして自分たちの移動、協同の経験自体が創作、デザインの引き金となっていることを説明した。
特に北千住BUoYとシャンティニケタンの家作りのプロジェクトでは、木工大工である青島雄大さんとの協同であってこそのデザインであり、現場での彼の木工作業を間近で見ながらして生まれたデザインである。今後もこのような活動のスタイルができるかは定かではないが、何がしかの形で、自分の姿勢として組み込み続けたいと思っている。