170117 Vadodara

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朝。昨日に引き続き、7時になるとメインテンプルの中でお祈り始まる。皆座って手を叩いて高らかに歌っている。頭を段差の面につけ、堂内の各所を手で触りながら回る。お祈りが終わると今度は外のすぐ近くの別の小さな寺でお祈りが始まった。ジャンジャン鐘の音が鳴る。先ほどメインテンプルに来ていた人々もハシゴしてこの小寺の祈りに参加している。歌が始まってしばらくすると、今度は隣のビルの上から水が降ってきた。住人が部屋からお祈りを始めたのだ。何やらモニョと呪文を唱えて水を天に向かって巻いている。路上に並んで祈る人々の間をバイクや人が行き交う。彼らも通り過ぎる時にはみな胸に手をやりサッとお祈りしていく。テンプルの手前は大理石の床で、その先はブロック敷の路面となっており周囲のアスファルトとは異なる朱いテクスチャである。これもこの祈りの場を成り立たせるための重要な要素であろう。じっと人々を眺めているとそんな当たり前のデザインに気づくことができる。

午後、再び二つの寺院へ向かう。もう一度SURVEY SKETCHを試みるためだ。昼間は境内にはPRIESTだけがいて、外の喧騒とは打って変わってジッと静かだ。Vithhal Mandirのプリーストの家に入れてもらう。5人暮らしで、一階には居間とキッチンがある。キッチンは本尊が置かれた礼拝所の壁と接していて奥はかなり広い。何かお祭りがあったときには大きく使われることもあるのだろう。居間には二つのベッド兼ソファーがあり一人の老女が昼寝をしている。彼女が寝ている真上の鴨居には彼らプリースト家族の7代続く先祖の肖像が飾ってあった。二階には彼らの寝室がある。集会場の上は屋上テラスとなっており、テラスの先には息子とその姉の書斎が置かれている。息子はMS Univ.のPH.Dであるという。とても濃密な家だった。彼らは毎日朝5時に起床し、6時に仕事を始めるそうだ。7時15分には街の皆が集まってお祈りが始められるようにである。
今日は昨日のスケッチとともに各寺院の1/50SCALEの模型を作成するために実測を始める。つまり先ずは平面・立面・断面のMEASURE DRAWINGを完成させる。学生たちはあちこちに散らばって寸法を測っている。静かな昼時を邪魔してしまって申し訳ないが、プリーストのおじさんは嬉しそうに見ているのでほっとする。

夜、6時前よりお祈り始まる。中央に低テーブルが置かれ、昨日と同様女性たちが花の首飾りをつくっている。端の方では男たちが円座して歌を歌っている。プリーストの一人もその円座に加わっている。今日は心なしか昨日よりも人が多く、賑わっている。学生たちは横でその彼らの姿をスケッチする。そのスケッチをまた老人たちが興味深そうに見ている。

8時頃学校に戻って、図面制作を開始する。一年生なので実測図というものはこれが初めてらしい。ともかく手を動かしてもらい、おかしなところを適宜指摘する。
夜中の3時まで作業は続いた。

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Vithhal Mandirにて